もち麦との出逢い

きっかけ

首都圏・東京の食品関連の興味を調査したところ、地元食材・地産品由来のものへの消費者の興味が高いことがわかりました。
そんな時、地元食材を探していたところ、佐賀県伊万里市の『フェルマ木須』さんのもち麦に出会いました。『フェルマ木須』さんももち麦のもつ成分のうち、繊維質の効果・効能に注目し、栽培を開始されたのですが、独自の販路がなく、決まった量だけ生産されています。もち麦をもっと広く知ってもらいたい、販路拡大や新商品の開発をしたいと思いと、本村製菓の思いが合わさり、もち麦を使った焼き菓子を製造することとなりました。

もち麦

 

もち麦とは?

もち麦の特徴

他の麦より「もちもち」した食感が楽しめるもち性の品種。収穫時期になると、穂が紫色になり畑一面スミレ色になります。
かつてもち米に恵まれなかった地方で、餅や団子などの製菓用として利用されてきました。現在は、多くのもち麦の改良品種が育成され、各地で栽培されていますが、生産量がまだ少なく希少価値の高い大麦です。

 

もち麦とは大麦の一種

大麦は、一年草または越年草のイネ科の植物。
世界最古の作物の一つで、日本には2〜3世紀に渡来したとされています。歴史上では大麦が小麦よりも先に食糧そして利用されていましたが、小麦の製粉技術の発達により、大麦の食糧としての利用は次第に少なくなって来ましたが、最近では大麦の機能性が重視され、見直されてきています。

もち麦畑

 

麦相関図

他の麦との違い

お米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも「もち種」と「うるち種」があります。種子中のデンプンはアミロースとアミロベクチンの2種から構成されていますが、デンプンに粘りが出て「もち種」となります。もち種の大麦のことを通称「もち麦」と呼んでいます。左記図のように、大麦にはさまざまな分類方法があり、通常は「二条大麦」「六条大麦」「裸麦」の3つで表現され、ほぼこれら3つを中心に国内で生産されています。
二条大麦、六条大麦は皮麦。裸麦とは六条大麦の裸麦のうるち種を示します。
もち麦は六条大麦の裸麦のもち種のことを示します。

 

「もち麦」を選ぶ理由

食物繊維を豊富に含み、米や小麦に比べて粘りの強い繊維質「β(ベータ)グルカン」を多く含み、糖質が少ないことがわかっています。
食物繊維はさつまいもの5倍、白米はなんと約10倍です。もち麦を使った商品はまだ少なく、まさに「幻の麦」なのです。

・参考資料(β-グルカンの分析に関する報告(西九州大学 安田教授))はこちら!

 

フェルマ木須について

広大に広がる伊万里の木須町のもち麦畑は、圧巻。
麦と言えば金色に輝く穂でしたが、もち麦はその大きな実を支えるには無理があるほど細くくびれた穂の茎に、黒紫色のふすまが実を守ります。収穫前には、金色と濃い紫色が日本の水田の風景には無い躍動感や垂れ下がる稲穂と比較し、収穫まで点に向かってのびていく生命感を感じさせてくれます。
フェルマ木須では植物のチカラを存分に発揮できるよう、土作り、作付、収穫までの時間に独自のこだわりを持ち、美味しい、存在感のある農作物を届けたい、知ってほしいというフェルマ(※ファーマー・農業科のヨーロッパ読み)の思いがあるそうです。
もち麦の作付は、日本でも四国以外は扱っている業者はまだ少ないです。

フェルマ木須ファミリー

 

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